Carpe Diem

日々僕が思ったことを綴るblogです。

就職活動とありのままの自分

先週末、ボストンキャリアフォーラムに参加した。

就職活動は、ボストンキャリアフォーラムに絞って行なっていた。来年の4月から働きたかったのと、日本で時間をかけて就職活動を行いたくなかったからである。(現在カナダの大学に在学中。12月卒業予定)

 

就職活動を通し、色々な経験をしたのでここに書いておきたいと思った。

 

就職活動は、過去・現在・未来の自分と向き合うのにとても良い機会だった。

今まで何を、なぜ、どのように行なってきたのか。何をしてこなかったのか。

今何をしているのか。これからどのようになっていきたいのか。

 

自分にとって重要な質問ばかりであり、企業や将来働く仲間もそれを知りたがっている。

 

自分の強み、性格、資格、能力。。。

 

パッと思いつくものではないものが多かった。しかし、自分と向き合うことでわかること、気付くことがたくさんあり、このプロセスを経ただけでも価値があったと思う。

 

人の数だけ就職活動の形があって良いと思った。

企業選び、レジュメの書き方・内容、自己表現。正解を求め試行錯誤するが、きっと正解なんてなくて、自分が納得するかどうかの問題だと思う。

 

自分がこだわったのは、自分を出すこと、嘘をつかないこと、よく話を聴くこと。

 

こんなに真剣に何人もの人が自分の話を聞いてくれる、自分のことを知ろうとしてくれる機会はそうあるものではない。ここで自分を出さなければ何をいつ出す?まず自分を知り、如何に相手に伝えるか。ここに就職活動の面白みがあると思う。

 

これから長い時間、仲間として働いていく人達と始めて面と向かって会う。初めから嘘をついていては、良い関係性は築けない。誠実さは大事だと思う。

 

就職活動では自分の話をたくさんしがちだが、面接はコミュニケーションだと思った。自分の話を聴いて欲しければ、相手の話もよく聴く。聴けば聴くほど、会話は深いところへ、そして自分の本質の部分へ近づいていく。結果、相手は自分のことをよく知れる。自分も相手のことをよく知れる。

 

このプロセスを経て結果が出た方が、自分は納得できると思った。

 

就職活動を始める前は、仕事を得るためにクリアしなければいけない壁、結果(内定)がついてこなければ意味がないものと思っていたが、終わってみるとプロセスにすごく意味があったように思う。

 

何からでも学び、成長する姿勢は引き続き大事にしていこう。